12月14日(木)放送の「主治医が見つかる診療所」では、”ご当地ちょい足し食材!血圧血管改善&美肌になろうSP”と題し、ご当地の健康食材が紹介されました。この中から岩手県産えごまをピックアップ。魔法パウダーをちょい足しするだけで、手軽に健康を取り入れましょう。
岩手県産えごまパウダー
「雑穀の里」で知られる岩手県軽米町では、えごま栽培が古くから盛んに行われています。えごま栽培のこだわりとして、軽米町では、遊休農地の有効利用、有機資源の堆肥化による農地への投入など地域資源循環型農業に取り組んでおり、農業を基軸とした食がある町作りを進めています。
えごまの栽培もこの取組みの1つです。 軽米のえごまは、農薬を一切使わずに栽培しています。軽米町では、えごま畑のオーナー制度なども始まりました。
健康食品として現在、人気急上昇のえごま。このえごまはシソ科の植物で、主に食用として栽培されています。えごまの種を絞ってえごま油にされることが多い。えごまの葉も食べることができて、えごまの葉の天ぷらや湯がいておひたしにしたり、焼肉屋さんの「サンチュ」にも使われています。
えごま油が注目されるきっかけとなった成分として「αーリノレン酸」という成分があります。これが体内で、DHAやEPAに変わり、血液をサラサラにするなど様々な効果をもたらします。
一方、えごまパウダーはえごまの種子から油を絞った後に残ったものです。地元の人は油よりもパウダーをよく使っていて、和え物にしたり、お鍋や味噌汁に入れたりして日常的に食べているそうです。
パウダーの利点として、酸化に強く長期保存しても成分が劣化しにくい、熱への耐性がある、ふりかけにするなど毎日の料理に取り入れやすい、などが挙げられます。
次は、えごまの具体的な効能についてみていきましょう。
えごまの効能
エゴマ油に含まれるαーリノレン酸がEPAに変化すると、EPAは血管の壁に入り込み溜まったコレステロールを排出し、傷ついた血管を修復させる効果があると言われています。
これにより血流が改善され、動脈硬化や糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞などの病気を予防することに役立ちます。
また血流がよくなることで、肌の代謝を手助けする事にもつながるので、美肌効果も期待できます。
そして、代謝を活発化させてくれることにより、腸内環境を整え健やかに保つことができますし、脳への血流も良くなるので、神経細胞の動きも活発化するともいわれています。
さらには、認知症にも効果があるとも言われています。
α―リノレン酸が体内でEPA、DHAに変化し、このEPA、DHAが認知症の原因とされる脳の神経細胞の死滅を抑制するからです。
こんな健康にいい栄養素で、しかも簡単に取り入れられるなら是非一度手にとってみたいですね。
えごま油にしてもパウダーにしても、料理をしない人でも簡単にちょい足しできますし、健康にあまり気を使わない人でもお試し的に買ってみてもいいかもしれません。
どんなレシピがあるでしょう。
えごまパウダーのレシピ
【秒速おつまみの作り方】
1. 辛子明太子を 10 個の輪切りにする。
↓
2. お酢と青こねぎをふりかけてごま油をまわしかける。
↓
3. えごまと共に盛り付ければ完成!辛子明太子が爽やかな香りにつつまれて、今夜もビールが止まらない…🍺 #明太子の日https://t.co/UpnZl0U0Zv pic.twitter.com/DUuTk2zo6I
— ビール女子 (@beergirl_net) 2017年12月12日
クックパッドからえごまパウダーを使ったレシピを5つ紹介。
どれも今晩の夕飯から始められそうです。
健康食品として注目されるえごまは、どちらかといえばえごま油の方が知られているかもしれませんが、パウダーの方がより簡単に普段の食事に取り入れられそうですよね。
家族みんなの食事を作る主婦、面倒くさがりな一人暮らしの男性、また好き嫌いが多い子ども、健康に敏感なお年寄りまで、さっさとちょい足しするだけで栄養素アップ。
血管が若返り、血流がよくなり、血液サラサラ。
動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病など、血管が関係する疾患を予防。
美肌効果。
認知症予防。
まさに「魔法の」えごまパウダーですね。
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